クロスインデックスの翻訳・通訳コーディネーターの雑感
ポルトガル語の逐次通訳
[2012/12/12] 日本では16世紀に渡来した「南蛮人」の言葉としていくつかの単語が日本語に取り入れられていることからも日本人には親しみがあるポルトガル語は、ポルトガル語の逐次通訳者も、どの国や地域の出身のポルトガル語話者であるかによって、同じポルトガル語でも話者のアクセントの相違から、リスニングの得意、不得意の傾向が発生します。従ってポルトガル語の逐次通訳者のアサインには、当日の派遣先で通訳するべきポルトガル語がどの国や地域のそれが多数を占めるのかなどを事前に充分確認させて戴いております。一言でポルトガル語圏と言っても、それを母語とする話者人口は2億人を数え、それを公用語とする国は、発祥の欧州ポルトガルの他、南米ブラジルからアフリカのモザンビークやアンゴラ、赤道ギニアなど、アジアではマカオや東ティモールなど、ポルトガルを旧宗主国とする諸国が世界中に散在しています。話者在住地域が地理的にも広い範囲に亘る為、同じポルトガル語でも、地域によって語彙やイディオム、発音、イントネーションから文法まで相違が見られます。ポルトガル語逐次通訳者は、如何なる地域のポルトガル語であってもその逐次通訳を求められます。クロスインデックスが手配するポルトガル語の逐次通訳エキスパートは、常にその要求に耐えうる通訳者から選任しています。
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